VisiWorkサービスでは、コンサルタントやアドバイザーとお客様がディスカッションを重ね、また、必要に応じてプロトタイピングを行い、体験を通じて、REDMINE導入のあるべき姿を決めていきます。ディスカッションされるテーマは様々ですが、そのテーマはおおむね以下の8個の領域にまとめることができます。ここでは、それらの一つ一つについて簡単に説明します。
Why, What, How
REDMINE導入、あるいは、タスク・プロジェクト管理の導入理由(Why)、その具体的な形や目指す姿(What)、導入方法・プロセス(How)を検討する。発散型と収束型、二つの議論のスタイルがある
設定
REDMINEのキーとなる設定を検討する。特に、REDMINE環境に対してユニークとなる、(1)開始日・期日、(2)進捗率計算方法、(3)工数計算方法、(4)ワークフローについてそ選択肢と得失を検討する
タスク・プロジェクト管理手法
EVM、CCPM、などの管理手法、REDMINEにおける負荷把握の方法とその限界、実績工数の収集方法について理解し、それぞれの実現可能性、導入難易度を検討する。また、クリティカルパスの挙動やその使い方を検討する
ツール比較
REDMINEに代わるタスク・プロジェクト管理プロダクト(マイクロソフト・プロジェクトや、その他の専用ツールなど)の機能や価格を調査する。必要に応じてそれらとの連携方法や役割分担について検討する
効率的運用ノウハウ
効率的でタイムリーなチケットの入力や実績工数の入力を実現するために、さまざまな方法を知り、自社にアレンジする。横断的組織による支援、発表会の実施なども含まれる
システム連携・マッシュアップ開発
チケットや実績時間の入力・更新、またそれらの利用を目指して、REDMINE以外の他システムとの連携や、その方法を検討する。なるべく、簡易な方法でそれらの機能を実現する(マッシュアップ)ことが前提
大規模適用
チケット数やユーザー数が増加した場合の対応や円滑な運用について検討する。性能面は、サーバーリソースの追加投入が基本的な対応方法となるが、将来的な環境分離やその統合を視野に入れておく
クラウドセキュリティー
REDMINEは、オンプレミスの配備も可能だが、最近はクラウドサービスを利用するケースがほとんどである。その際の、情報セキュリティーを維持する方法について確認し、自社に最適な導入方法を検討する
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