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【TIPS】プロジェクトを作成する権限は少しわかりにくい

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プロジェクトの作成はシステム管理者が担当することが多いと思われますが、一般ユーザーに権限を委譲することも可能です。

システム管理者に代わって、一般ユーザーにプロジェクトの作成を委譲しないと、システム管理者の負荷が重くなり、それを避けようとシステム管理者を増やすと、強い権限を持つシステム管理者が増えて、それも望ましくありません。

そこで、代表的なユーザーがユーザー側の要件を理解したプロジェクトを作成することが推奨されるのですが、ロールや権限の仕組みを正しく理解しないと少々混乱することがあります。

この記事では、一般ユーザーに、プロジェクトを作成させる際の、ロールの権限とそのユーザーへの与え方について解説します。

プロジェクトとサブプロジェクト

ロールと権限の説明の前に、まず、プロジェクトとサブプロジェクトについてご説明します。

REDMINEはプロジェクトに親子関係を設定し階層化できることが特徴です。また、この階層の数に制限はありません。階層関係にある二つのプロジェクトは、どちらかが親プロジェクト、もうひとつが子プロジェクトということになります。親プロジェクトをもたないプロジェクトは第1レベルのプロジェクトであり、親プロジェクトをもつプロジェクトは、第2レベル以下のプロジェクトということになります。

REDMINEの設定画面などでは、この第1レベルのプロジェクトを単にプロジェクト、第2レベル以下のプロジェクトを総称してサブプロジェクトと呼ぶことがあるので、注意が必要です。

下図においては、プロジェクトAとプロジェクトXが「プロジェクト(第1レベルのプロジェクト)」、B、C、Y、Zが、「サブプロジェクト(第2レベル以下のプロジェクト)」となります。

プロジェクトの作成権限

プロジェクトの作成に限らず、権限は、直接にユーザーに与えるのではなく、ロールに対して与えるのが原則です。そこでまず、作成したロールに対して権限を与える画面を、下図に示します。

プロジェクトの作成に関わる権限としては、赤枠の二つが表示されています。

  1. プロジェクトの追加
  2. サブプロジェクトの追加

それぞれについて説明します。

1. 「プロジェクトの追加」権限

これは、前述のプロジェクト(第1レベルプロジェクト)を作成することができる権限です。サブプロジェクト(第2レベル以下のプロジェクト)の追加はできません。

通常、ユーザーは、そのユーザーがメンバーとなっているプロジェクトを介してそのロールをもち得ます。

しかし、「プロジェクトの追加」権限の場合、その権限が付与されているプロジェクトは、既に存在しているのですから、それは、他の第1レベルのプロジェクトが作成できるという意味になります。このあたりが、少し混乱するところです。

したがって、REDMINEを構築直後でプロジェクトが1件もない状態においては、一般のユーザーはプロジェクトを作成することはできません。この場合は、システム管理者のみがプロジェクトを作成可能です。

2.「サブプロジェクトの追加」権限

この権限は、サブプロジェクト、つまり第2レベル以下のプロジェクトを作成することがでる権限です。

サブプロジェクトの追加の場合は、「サブプロジェクトの追加」権限をもったロールがあらかじめ存在し、親プロジェクトにそのロールをもつメンバーとして登録されているユーザーが、その子プロジェクトを追加できるということになります。

システム管理者以外のユーザーが作成したプロジェクトのユーザー

以上述べたように、プロジェクトは、システム管理者か、あるいは一般ユーザーのどちらかによって作成されることになります。システム管理者以外のユーザーがプロジェクトを作成した場合、そのユーザーが自動的にそのプロジェクトのメンバーとして登録されます。

その時に、そのユーザーに与えるロールを設定する画面があります(下図)。これはひとつのREDMINEシステムについて一意の設定です。ここでは通常、プロジェクトの設定を編集することが可能なロールを設定します(下図では「管理者」)。そうでないロールを選択すると、その後は、システム管理者の世話にならなければプロジェクトの編集はできません。

この記事では、ユーザー側でプロジェクトを作成する場合の権限の管理について説明しました。単に、「プロジェクト」という場合に、それが第1レベルプロジェクトを意味するということ、そして、プロジェクト追加権限は、ユーザーがそのロールを持つプロジェクトではなく、その他の第1レベルプロジェクトを作成するときに、使われる権限であるところが、少し混乱するところですね。

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